こんにちは。
朝晩はすこし暑さ和らぐ日も出てきましたね!
もうすぐホットコーヒーがよく似合う季節の到来です。みなさまお変わりないでしょうか。
【イレギュラーなクローズ】
今月はいつもの日・月定休日のほか、SCAJ(コーヒー業界の展示会)視察の9/28(木)は終日お休みとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
【今月の豆】
ブルンジ カランボWS ナチュラル 中煎(650yen/100g)
今月は、アフリカのまんなかあたり、ブルンジ共和国のコーヒーをご紹介します。お隣ルワンダとともに高品質コーヒーを産む注目のエリアです。
ミルクチョコのようなまろやかで厚みのある甘み。あざやかな酸は少し控えめにローストを調整したマイルドなコーヒーです。
ブルンジは四国の約1.5倍の面積で、国土の大半が山岳地帯でありコーヒー栽培に必要な標高と気候が揃っています。外貨総収入の約9割はコーヒーとお茶の輸出によるものというほど国にとって重要な農作物で、国民の世帯の半分以上はコーヒー生産に携わっているとのことです。大きな農園はなく、小規模農家による生産が主で、生産者たちによる組織化が進んでおり、国内に160箇所あるコーヒー精製所(ウォッシングステーション=WS)のいずれかを拠点にして活動しています。
今回のカランボWSの豆は、お隣ルワンダと合わせて12箇所のWSを所有、運営し、小規模生産者が作ったコーヒーを世界各国に輸出するBaho Coffeeから届いたものです。ルワンダ語で「強くあれ」「あきらめるな」という意味の「Baho」を社名に冠したエクスポーターで、“小さき者たちのために小さなことを積み重ねたい”という想いのもとルサティラ・エマニュエルさんが2017年に創業しました。ルワンダの暗い歴史から力強く立ち上がった方です。
ブルンジでは伝統的にフリーウォッシュド(fully washed:果肉除去後、発酵槽でミューシレージを分解)が主流ですが、今回の豆は珍しいナチュラルプロセス(果肉を付けたまま天日乾燥)です。抽出後の温度変化によるテイストの違いも楽しんでいただけたら!
〈ポテトフレーバーについてお話させてください〉
ルワンダやブルンジのコーヒーに見られる特異な現象「ポテトフレーバー」が発生する可能性があります。こちらのページで紹介しています。ご一読願います!
スペシャルティの素晴らしいフレーバーをじゃましてしまう香りですが、無害ではあります。挽いたときまたはドリップする時にすぐわかると思います。ひとつぶの豆がポテト臭なだけなので、そのときの1回抽出分を破棄していただければ、次は大丈夫(なはず)です。粉のご注文は細心の注意を払ってポテト臭のないものをご用意します。
【デカフェは受注焙煎しています】
夕方以降に飲むコーヒーとして、またはやさしいコーヒーが好きな方などデカフェを選ぶお客様が増えています!
しかし需要と焙煎豆品質保持のバランスから常時ラインナップしておりません。
ご希望のお客様にはお手数ですがご来店前日までにLINEでのご予約をお願いしています。
受注焙煎は、釜のサイズから基本は250gからお受けしていますが、ご相談ください。
▶︎メキシコ チアパス・中煎りプラス・720en/100g
【香りあるリキッドコーヒーと一緒に残暑を楽しもう!】
リキッドは第2弾が入荷しています!
やわらかくて複雑、エレガントな酸とタンザニアならではのユニークな甘みのバランスは◎です。冷たいのに立ち昇る香り、軽快でさっぱりとしたマウスフィールは、あきうららな高い空がイメージされます。カラカラと氷の音を聴き、溶かしながらどうぞ。
▶︎タンザニア ンゴロンゴロ アガワルファミリー・1リットル・800yen/1本
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