6月のクレモナ

いつもクレモナ珈琲豆をご利用いただき、ありがとうございます。
これから梅雨入りなんでしょうけど、今日はもう梅雨明けのようなお天気ですね。みなさまはどんなコーヒーライフを送っていますか?
わたしは水出しコーヒーにちょうどよいタンブラーを手に入れ、豆をとっかえひっかえ、楽しんでいます。しっとり苦みとボディ感の深煎りはもちろん、華やかで明るい酸のある中煎りもおいしいですよ!

このタンブラーは付属のストレーナーを使っても、ストレーナーを外してフィルターの袋に入ったものでも、どちらもおいしくできます。

【臨時休業時間】
今月は今のところ臨時でクローズする時間帯はありません。火曜〜土曜、11時〜18時の通常営業です。

【6月の豆】
ブラジル ヴィオレッタ no.2 (中深煎り)570円/100g

「コク・丸みのあるボディ・やさしい甘み・ぶどうを思わせるジューシー感」を求めて生み出されたナチュラルの乾燥方法 “Thick Layer”で作られた、数量限定生産のコーヒーです。

ナチュラル精製は、コーヒーチェリーの果実をつけたまま広げて乾燥させていく方法ですが、ヴィオレッタは“Thick Layer=厚い層” の名前の通り、通常より厚みをもたせて(5〜7センチ厚)コーヒーチェリーを積み重ねて広げます。厚みがあることで乾燥を遅らせ発酵を促しています。乾燥が進んでいくとチェリーは水分を失い、沈んで層の厚みがなくなってくるので、ゆっくりめの乾燥速度を保つためにチェリーをもう一度積み上げ、層の厚み(高さ)を元に戻す、というスペシャルレシピです。

この濃厚感をたいせつにするため、今回は中深煎りで焙煎してみました!
おいしいナチュラルを作りたい、という生産者の思いが込められたThick Layerをぜひご賞味ください。

フレーバーからイメージされた色、すみれ色から「ヴィオレッタ」と名付けられているそうです。きれいな名前ですね。

■生産地:ミナスジェライス州カンポ・ダス・ヴェルテンテス地域サントアントニオドアンパロ周辺(標高1,000〜1,100m)、生産共同体サンコーヒー
■精選方法:ナチュラル
■品種:ムンドノーボ、カトゥアイ、カトゥカイ

【エチオピアの豆について】
銘柄が変わりました! ニューフェイス、どうぞよろしくお願いいたします。

イルガチェフェ アダメG1 650円/100g
同じく中煎りで焙煎しています。

南国のフルーツを思わせるサラリとした上品な酸と、かわいらしい甘みがあり、ふわっと華やかな印象。「サボテン」を意味するadameはイルガチェフェ地区内でも標高が高く(1,950m〜2,300m)、栽培の好条件を揃えています。

adame地区、農園の様子。乾燥工程の途中でしょうか、コーヒーチェリーをアフリカンベットに広げていますね。コーヒーの仕事は女性も大活躍しているそうです。とにかく人海戦術、多くの人々が携わります。写真(下)は輸入事業者に提供いただきました。人々の話し声が聞こえてきそうですね!

エチオピアではコーヒーにこの葉っぱ、ルー(日本ではヘンルーダ)が添えられているそうです

photo by Keita Nakajima

 

 

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