夏のパプアニューギニア

今日はもう夏がきたような空が広がっています。

今月から新しくパプアニューギニアの豆が加わりました。パプアニューギニア ハイランドスウィートをフルシティローストに焼きました。550円/100gです。

口当たりは丸いが、キレのあるしっかりとした苦味、甘い後口。冷めてもおいしく、ジンジャーのようなスパイシーさもあります。

「ハイランドスウィート」は、高品質なコーヒーを育む条件の一つである冷涼な高地(ハイランド)で栽培、精選され、やわらかな甘さと現地語で「おいしい」を意味する「エムスウィート」からつけられた名前です。

2016/17クロップはキガバー農園産。農園はパプアニューギニア最高峰ウィルヘルム山(4509m)麓ジワカ州バンツに1960年ごろ開墾。火山灰の肥沃な土壌です。品種はティピカを中心に、アルーシャ、わずかにブルボンで、開墾当時からのコーヒーノキが多く残っているそうです。

クレモナ珈琲豆のパプアニューギニア、ぜひご賞味ください。

《マメちしき》パプアニューギニアに初めて人類がやってきたのが、5万年前の氷河期。紀元前8000年頃から全土に人々が居住するようになりました。16世紀にその存在を初めて知ったヨーロッパ人が、彼らを髪のちぢれた(=パプア)アフリカのギニア人に似た新しい人々(ニュー ギニア)と呼び、そのまま今の国名になったそうです。

写真:ユーエスフーズ

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