ルワンダのポテトフレーバー

千もの丘を持つ国、ルワンダ。「スカイヒル」はこの美しい風景に由来している。
アフリカンベッドで乾燥中

久しぶりに「ルワンダ スカイヒル」をラインナップしています。現在当店では中深煎りで焼いていますが、ビターチョコのような苦味と甘みがあり、かすかにハーブの香りも感じられ、奥行きのある、上品で魅力的なコーヒーです。

さまざまなコーヒーフレーバーの中で、好ましくないものとしてポテトフレーバーがあり、生のじゃがいものような青臭いフレーバーを言います。

焙煎豆を挽く時、コーヒーを淹れる時にそれとわかりますが、生豆や焙煎豆の状態では見分けがつかないのが困るところです。とても希なことと聞いてはいますが、わたしはこれまで2回、当たりました。淹れると部屋中、じゃがいもでした!

ポテトフレーバーは主に、このルワンダやブルンジの東アフリカ産のコーヒーに見られます。原因としていくつか仮説がありますが、確かなのはコーヒーの果汁を吸うカメムシの仲間が関係していることです。

決して飲んでお腹が痛くなることはないのですが、なかなか飲み難いコーヒーになってします。

それでも、クレモナ珈琲豆ではこの魅力的なルワンダをみなさんに飲んでいただきたいので、以下のように対応させていただきたいと思います。

  • 豆でのご購入では、ご希望のグラム数+1回の抽出に使うグラム数(上限20gまでとさせていただきます)をお渡しします
  • 粉でのご購入では、万が一ポテト問題が発生した場合は、次回ご来店時にお好きな豆100gを差し上げます。お申し付けください

特に挽いてお渡しする場合、事前に分かればそれに越したことないので、わたしも嗅覚の機能を拡充させて対応します!

 

「いつ出るか、いつ出るか、って楽しかった」

「逆にポテト臭、体験してみたい」

販売時にポテト臭問題についてお話していますが、このようにポジティブに捉えてくださる方もいて、とてもありがたく、うれしい限りです。

一緒にスリリングなルワンダを楽しみましょう!

写真:ユーエスフーズ

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