われらが府中で行われるアートイベント「暮らしと表現の芸術祭 フェット2018」が間もなく幕を開けます!
お花の仕事をする荒川陽子さん(artbeans)との共同企画でフェットに参加します。“beans” と“豆” …「マメ」つながりの荒川さんとは、クリスマスや母の日のギフトでこれまでも “マメマメコラボ” しています。
滋味深い色が大好きな荒川さんの「コーヒー染めで何か楽しいことを」に引っ張ってもらい、あれこれ考えました。
企画のタイトルは「wear the coffee 染布でふれる、コーヒーの国々」。
コーヒー染めで何かを表現する…。ふむふむ
じわっと思い浮かんだのは、コーヒーのフェアトレード(公正な取引)問題を描いた映画『おいしいコーヒーの真実』(2006年英米合作のドキュメンタリー)の中で、エチオピアの7万人以上ものコーヒー小農家を束ね、フェアトレードを求めて世界中で奮闘するタデッセ・メスケラさんは、“どこの国で作られたコーヒーなのかを意識して飲むだけでも、状況は変わってくる” というようなことを話していました。
このフェアトレード問題にも賛否両論ありますし、また栽培地の自然環境の変化も耳にします。とても一般市民がどうこうできる問題ではないことは承知しています。
でもこれから先、いつまでもおいしいコーヒーをいただきたいから、タデッセさんが言う、身近で小さなことからでも始めたい、と思います。
コーヒー染めの布などを使った雑貨を、私たち二人でいくつか作りました。染液のコーヒーはもちろんクレモナ珈琲豆のもの。コーヒー染めの布を使った地図や生産地の様子がわかる写真(写真:ユーエスフーズ)も展示します。
コーヒー染めを身に付けて、部屋に飾って。その国々に思いを馳せてもらえれば幸いです。
参加企画「wear the coffee 染布でふれる、コーヒーの国々」
- 期間:11/22〜12/9(お店の定休日(日と月)を除く)11時〜18時
- 会場:クレモナ珈琲豆
- 企画・制作:荒川陽子(artbeans)、長内純子(クレモナ珈琲豆)
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